20代から結婚を意識し始めたものの、
49歳で結婚するまで約30年近く婚活をしてきました。
もちろん、その間ずっと婚活をしていたわけではありませんが
結婚したいと思ってから実際に結婚するまで
本当に長い年月を費やしてきました。
ここまでくると、完全な婚活迷子状態ですね…
私の婚活は、どうしてこんなにも長期化してしまったのか?
そして、なぜ婚活迷子になってしまったのか?
ある事をきっかけに、その原因を探ってみることにしました。
なぜ長期化の原因を探ろうと思ったのか
きっかけは、YouTubeでの動画投稿でした。
最初の動画にいただいたコメントの中に、
30年も時間かけるって、どんな婚活していたのやら。
リミット設けてその時に結婚できそうな人を
妥協でもいいから選んでおけば子供も作れたかもしれないのに
という、手痛いご意見をいただきました。
このコメントを見た時にね、
ごもっともなご意見だなと思って。
もう「ぐうの音も出ねぇ」と思った次第です。
婚活していた頃も、ネットにあふれる辛辣な書き込みを目にしては
自分に向けられているようで悲しくなったりへこんだりしていたな。
なので、今回こういった言葉を向けられたときにドキッとして、
心臓バクバクしてしまいました。
でも意外にも、冷静に受け止めている自分がいたんですよね。これには驚きました。
それはたぶん、あのころとは状況が違っているからかもしれません。
このコメントをきっかけに、
なぜ私の婚活はこんなにも長期化したのか?
それを改めて考えてみることにしました。
振り返ってみると、様々な要因があったと思うんですが
その中でも特に自分の中に根強くあった
ある「価値観」が長期化の原因になっていたのでは?
と感じています。
今回はその中の一つ
恋愛の先に結婚がある
という価値観についてお話したいと思います。
恋愛結婚こそが幸せな結婚?
これはどういうことかというと、
結婚とは、好きな人と恋愛をし、
お付き合いをしたその先にあるもの。
なので、好な人じゃないと結婚できない
そういう風に思い込んでたんですよね。
皆さんはどうでしょうか?
同じような認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
私の祖父母の時代はお見合いをし、その後すぐに結婚という流れが
当たり前だったかもしれませんが、親の世代では恋愛結婚のほうが多かったし。
また、私たちの世代は、中高生の頃バブルまっただ中で
トレンディードラマが流行っていたし、ドラマと言えば恋愛ドラマが多かったので、
恋愛してなんぼみたいな風潮に毒されちゃってたのかもしれません。
その影響なのか、私の中に恋愛結婚するのが当たり前
という考え方が育っていったわけです。
まぁ、言い訳ですけど。
婚活で出会った人に対して、
「この人を好きになれるか、なれないか」で常に判断していました。
これも若い時ならまだ許されますが、年齢を重ねてもその考えがなかなか抜けず。。。
傍から見たら、「頭の中がお花畑ちゃん状態」だったのかもしれません。
アラフォーにもなると、さすがにトキメキが欲しいとは思わなくなったけど
この人と一緒にいたいと思えるか、
好きになれそうかどうか
お付き合いできるかどうか
そんなことに基準を置いてお相手を判断していましたね。
実際、周りの友人たちも恋愛結婚していたし。
自分もそうなるはず!そうしなきゃ!みたいな思いが強くありました。
恋愛結婚以外は妥協の結婚
ぐらいに思っていました。
本当に偏った思い込みですよね~。
お恥ずかしい。
よく、恋愛相手と結婚相手は違うと言いますよね。
今なら理解できるし、本当にそうだなと思えますが
婚活していた頃の私は、
好きじゃない人と結婚するほうがいいってこと?
これって妥協しろってこと?
そんな風に拒否感を持っていました。
結婚って、必ずしも恋愛の延長線上にあるものではないのに。
私はそのことに気づけず、偏った価値観から抜け出せずに
いたんですよね。バカですよね💦
でも、ある事をきっかけに
その偏った思い込みから解放され、好きを基準にすることをやめたんです
そしたら、トントン拍子で結婚できたんです。
でも、それって、以前の私から言わせると妥協の結婚ってことになりますよね。
では、恋愛的な「好き」を感じられない相手と結婚は、本当に妥協なんでしょうか?
どう思いますか?
好きを基準にしていた頃の私は、こんな風に思っていました。
そりゃ、好きな人と結婚したほうが幸せでしょ。
好きな相手なら欠点も許せるし
好きな人となら、どんなことでも乗り越えられるはず!
この動画を見ている人中にも
同じように思っている人も多いのではないでしょうか?
恋愛結婚至上主義の危険性
この考えってけっこう危険だと思うんです。
なぜなら、その「好き」が永遠に続くとは限らないから。
どんなに好きで結婚しても、その気持ちって、
時間の経過とともに確実に薄れていく。
そういうものだと思うんです。
それと結婚って「生活」なんですよね。
だから、本当は居心地の良さや安心感を
感じられるものにしていく必要があるのに
なせか恋愛感情という一瞬?一時的?に
燃え上がった感情を重視してしまう傾向にある気がします。
実際、私もこれを重視して婚活をしていたわけですが…
もちろん世の中には、結婚後もお互いをどんどん好きになってる!
という幸せなご夫婦もいらっしゃると思います。
そういうご夫婦は、きっと「好き」だけではなく
「嫌い」な部分も含めてお互いを認め、受け入れているんじゃないかな。
と思います。
でもこんな関係性にみんながみんな、なれるわけではない。
実際は、逆のパターンのほうが多いような気がします。
だから、出会いを求めている時や出会った相手と向き合うときは
トキメキや恋愛感情の「好き」を基準にしないことが
大切なのかなと今は感じています。
まとめ
私の婚活長期化の原因の一つは
結婚とは、恋愛してお付き合いしたその先にするもの。
さらに、幸せな結婚とは恋愛結婚であって、それ以外は妥協の結婚
こういった偏った価値観によって引き起こされていたことに改めて気づきました。
皆さんはいかがでしょうか?
私と同じように、恋愛結婚にこだわり過ぎて迷走していませんか?
だとしたら、その価値観を持ち続けることは本当に必要なのか?
自分の人生を幸せにしてくれるのか?
を一度じっくり考えてみてください。
意外と必要ないものかも。
そして、それに気づくと、
今まで滞っていた婚活の流れが一気に加速するかもしれません。
なぜなら、その凝り固まった考え方が
あなたの婚活の妨げになっている可能性があるからです。
過去の私の場合で言うと、
恋愛感情のほうを重視していた頃の私は
今は好きでも、結婚後に嫌いになったらどうしよう。
もしそうなったら離婚しちゃうかも。
そんな不安を抱きながら婚活をしていたので、
良い出会いがあっても怖くて結婚まで踏み出せなかった。
これも、恋愛結婚にこだわっていたことによる弊害だわ!!!
そう感じています。
このことにもっと早く気づけていたら、人生変わっていたかもしれないのになー
なんて、「たら・れば」言ってもしかたないんですが…
これが私の婚活が長期化した原因その①です。
まだ、あるんかーい!って感じですが。
よかったら、また見てやってください。
YouTubeでもこちらの内容について投稿もしています!
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